社会福祉法人亀岡福祉会 - 京都府亀岡市にある社会福祉法人

　今月は地元保津町の「保津ふるさと文化祭」に参加してきました。合唱や琴の発表を楽しんだ後、第三かめおか作業所のメンバーと一緒に、地域の皆さんの前で「エビカニクス」のダンスを披露しました。「エビカニクス」はきょうされん全国大会でも踊った踊りで、今年一年頑張って練習してきた曲です。みんな慣れ親しんだ曲で、踊りながら自然と笑顔が溢れます。踊るのが好きなメンバーたちは全身を使って目いっぱいダンスを楽しんでいました。会場も盛り上がり、ダンスが終わると会場中から拍手が起こりました。地域の皆さんと楽しい時間を共有できたのではないかと思います。いつもお世話になっている地域の皆さんと交流できる機会をこれからも大事にしていきたいと思います。

　全国大会がひと段落するとメンバーの気持ちは早くも旅行モードに突入です！「何食べようかな？」「お土産何にしよ？」「カラオケは何歌おうかな？」と十月初旬からみんなで話してきました。ここ数年は雨に降られた旅行だったこともあり、前日にはみんなでテルテル坊主を作り、「大丈夫かなぁ」とメンバー。当日はそんなみんなの願いが届き、良いお天気になりました。

最初に訪れたのは伊丹スカイパーク。「あ、飛行機！」と職員が最初に大きな声を出すと「どれどれ？」、「ホンマや！」とみんなで大騒ぎ。飛行機も見慣れると、公園の花や噴水が太陽の光を浴びてキラキラしているのを見て「キレイやなぁ」と鑑賞して楽しみました。「いっぱい歩いたし疲れたわぁ」と言いながら笑顔のメンバーでした。

その次は道頓堀へ。「道頓堀が一番楽しみやねん」というメンバーもおり、食事や買い物等を時間いっぱい楽しみました。合流すると「たこやき食べたで」、「こんなん買ったで、見て！」と早速感想を伝えあっていました。

しあわせの村（宿泊施設）は、こちらも楽しみだった大浴場の温泉、宴会です。カラオケは予定より短時間になりましたが、手拍子をしたり、一緒に踊ったりと楽しい時間になりました。

２日目最初は須磨水族館へ。入ってすぐの大きな水槽に「大きいなぁ」「あっちから大きい魚来た！」としばらく見入るメンバー。館内を鑑賞した後はイルカショーの建物まで移動し、華麗にジャンプするイルカたちに「わぁー！」と声が出ていました。

南京町では通りに沿って露店が並んでいて「どのお店がいいやろ？」と歩いて回りました。

　帰りのバスは、疲れて眠るメンバー、楽しかった！が止まらない元気なメンバー様々でしたが、全員が完全燃焼！の楽しい２日間になりました☆

　きょうされん第４１回全国大会in京都が９月21日（金）、22日（土）に京都国際会館にて開催されました。今年は京都での開催！たくさんのメンバーで参加しました。

　一日目は、オープニングセレモニーを観ながらのお弁当。開会全体会もそこそこに、仲間企画の「ケロポンズonステージ」を楽しみ、歌やダンスもノリノリ♪で楽しむことができました。みんなで全国大会に向けて練習していた全国大会テーマソング「みんないっしょずっといっしょ」の手話付きの歌、「エビカニクス」の踊りも練習の成果を発揮！

　二日目は、利用者交流「くらし」、利用者フォーラム「カラフルな糸を組む組みひもにチャレンジしよう！」、「京都のゆるキャラと一緒に体を動かそう！」、「京都の伝統芸能『狂言』を楽しもう！」にそれぞれ参加しました。閉会式では第４２回全国大会が開催される愛知への引き継ぎ等が行われ、早速「来年も行きたい！」と言うメンバーもいました。

　「ケロポンズ楽しかった！」、「狂言初めて見たけど内容も分かって楽しかった！」、「自分でできる事は自分でしようと思う！」などの感想があり、充実した２日間になりました！

　８月の創作の時間は、きょうされん全国大会in京都で参加者に渡すトートバッグの制作に取り組みました。下地となる緑色のトートバッグにメンバー達で色を付けていきます。絵筆で花や景色を描いたり、ローラーやスタンプで模様を作ったり、中には絵の具を手に塗って派手な手形の柄に挑戦するメンバーもいました。次はどんな色にしようか、この道具でどんな模様にしようかと悩みながら作るメンバーもいれば、ただひたすらに黙々とスタンプを押し続けるメンバーもいて、とても個性的なバックが作れました。ぽれぽれのメンバーが特に気に入って描いているのは、ロールの芯を使ったスタンプで沢山の丸をぽんぽんと餅つきのように押したデザインです。他の道具や色と合わせながらカラフルな模様のバックがたくさんできあがりました。

　７月は大雨に猛暑、台風と目まぐるしく気候が変わりましたが、ぽれぽれにとっては出会いと別れの季節になりました。

　まず出会いは、７月から新メンバーがお一人増えたことです。今までに見学に来られていたこともあり、顔を覚えていたメンバーからは「ぽれぽれへようこそ！」「これからよろしくお願いします！」と声をかけられていました。人とお喋りをするのが好きで、朝の集いでも前日の様子や家庭でのことなど楽しそうにお話ししてくださっています。

　７月１２日に行われたみなみのかぜコンサートでは、早速他のメンバーと一緒にエビカニクスの体操を披露して、楽しそうに過ごしておられました。

新しくお迎えした一方で、ぽれぽれに長く通っておられたメンバーが入所型の施設へ入所されることとなり、ぽれぽれの利用は７月１７日が最後となりました。大きな声で笑ったり、大好きなコーヒーを飲んで大喜びしたりする姿が見られなくなるのはとても寂しいですが、新しい生活が始まる門出の時です。湿っぽくならずに楽しく送り出そうということで、送別会ではなく卒業式を行いました。

卒業式にはぽれぽれのメンバー以外にも第三かめおか作業所のメンバーやつき合いの長い職員、保護者の方も来てくださり、みんなで楽しく送り出すことができました。

　保津町の自治会からベゴニアの花をいただきました。毎年この時期になると花の苗をいただきます。プランターや土は、いつもお世話になっている地域の方が用意をしてくださいました。

　外はとても暑く「どないしよかなぁ」と迷うメンバーも、最後には「行くわ！」と参加されました。真っ先に手を挙げたメンバーは、暑さにも「大丈夫や！」とお元気です。

　車イスから降りてプランターの前で膝をつき、「どないして植えよ？」と真剣なメンバー、直感でどんどん植えていくメンバー、職員と相談しながら植えていくメンバー等々それぞれの個性が出た花植えになりました。「暑いわ」と言いながらも「水やりする」と早速水をまきました。

　「暑かったなぁ～」という感想が尽きませんでしたが、色とりどりのベゴニアのプランターが並び、華やかな玄関になりました☆

「なぁ、壁絵どうする？」

「そうやな～。どうしようかなー」

「壁絵」のテーマを決める熱い話し合いが、ぽれぽれではいつも行われます。その季節に合った、そして以前にしたことがない壁絵に挑戦しようと、みんなで知恵をしぼり、意見を出し合います。

　「こいのぼり」「あじさい」などたくさん意見が出たので「全部やろう！」と言うことで、今回の壁絵はズバリ「五月」に決定。

爽やかな青空をイメージしながら、「こんな感じでどお？」「ええなぁ」と水色を作り、模造紙一面をみんなで協力してポンポン・・・「五月晴れの青空」が完成しました。花を一枚ずつ丁寧に貼り合わせた「あじさい」はとっても綺麗です。みんなで力を合わせてきれいな壁絵ができあがりました！

土曜開所日に、卓球バレーをしました。実は大得意のメンバーお二人をリーダーに、班分けして戦いました。いつもついつい白熱してしまうこの戦い・・・初めの球回しの練習もみんなつい本気打ちしてしまうので、練習にならずにいざ本戦へ。

最初のサーブはじゃんけんで勝った、Ａチームからです。強めのサーブがきれいに入り、同じチームのメンバーも「やったなぁ！」と手を挙げて喜びます。Ｂチームは、自分の前に来た球を確実にキャッチ！ラケットを「グイーッ」と前に押し出し、届かなかったときは仲間が引き継いで相手チームに打ち返す連係プレーがお見事！やっぱり白熱しましたが、最後は引き分けで、２班とも「バンザ～イ」をして笑顔で終わる結果となりました！

　寒い時期には室内で活動をすることが多くなってしまいますが、あたたかくなってきたらなんだか外へ出かけたくなりますね。３月になってからも肌寒い日が続いていましたが、ぽれぽれから見える梅の木に花が咲き、「大本さんの梅も咲いてるやろうなぁ」と出かけたり、「桜が咲いてるか見に行こう」と八木の河川敷まで偵察に行ったりしました。

　「今日はどっか行かへんのか？」と毎回散歩を楽しみにしておられるメンバー。寒い時期で風邪をひくのが心配…と思い、室内で活動しようと職員が話すと「行きたいのに～」ととても残念そうな顔になっていましたが、これからはどんどん外へ出かけられるのでニコニコ笑顔も増えることと思います。

　どんどん出かけようと思いつつ「今日はどこに行こう？」と悩むこともあります…ここに散歩行ったらどう？という場所があったらぜひ教えてください！

　２月も誕生月のメンバーのお誕生日会をしました。２月は最年長の８５歳になられたメンバー、２５歳になられたメンバーのお２人が主役です。おやつにはリクエストのあった大判焼きとチョコレートを食べて皆さんご満悦でした。

　主役のお２人はゲームでゲートボールを行い高得点！「おもちゃのマーチ」と「もみじ」を歌い、みんな一緒に大きな声で歌って大合唱となり笑顔いっぱい！楽しい誕生日会になりました☆